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KVC Tokyo 英語塾

                               




























https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲシュタルト崩壊
から以下引用:

ゲシュタルト崩壊(ゲシュタルトほうかい、独: Gestaltzerfall)とは、知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られているが、聴覚や皮膚感覚においても生じうる。


概要
1947年、C・ファウスト(C. Faust)によって失認の一症候として報告されたが[1]、持続的注視に伴って健常者にも生じることが知られるようになった[2]。認知心理学の視点から「文字のゲシュタルト崩壊」が研究されている。これは、例えば同じ漢字を長時間注視しているとその漢字の各部分がバラバラに見え、その漢字が何という文字であったかわからなくなる現象である[注釈 1][3][4][注釈 2]。

近年では、意味飽和[注釈 3][5]との関連も指摘されている[2]が、ゲシュタルト崩壊の発生要因については未解明な部分が多く、静止網膜像のように消失が起きないことなどから、感覚器の疲労や順応によるのではなく、「比較的高次な認知情報処理過程によって発生する」[2]ことがわかる程度である。
Wikipedia contributors. "ゲシュタルト崩壊." Wikipedia. Wikipedia, 24 Mar. 2019. Web. 24 Mar. 2019.







https://en.wikipedia.org/wiki/Gestalt
Gestalt, a German word for form or shape, may refer to:

   Holism, the idea that natural systems and their properties should be viewed as wholes, not as loose collections of parts

Wikipedia contributors. "Gestalt." Wikipedia, The Free Encyclopedia. Wikipedia, The Free Encyclopedia, 23 Nov. 2018. Web. 24 Apr. 2019.

ゲシュタルトとはドイツ語で形態、かたちのこと、ホーリズム(世の中のシステムや特徴を、部分の寄せ集めではなく、全体として見るべきとの考え、全体論)を指すこともある。







https://ja.wikipedia.org/wiki/中島敦





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Japanese writer Atsushi Nakajima before 1940
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Author Unknown






















 塾長のコラム 2019年9月10日  『ゲシュタルト崩壊』








ゲシュタルト崩壊


2019年9月10日

 皆様、KVC Tokyo 英語塾 塾長 藤野 健です。

 前回までの主語の概念またそれに続き動詞型について一連の記事をしたためましたが、相当の長丁場でも有り、みなさんはちょっと疲れを覚えられたかもしれませんね。季節も秋めいて来ましたのでちょっとばかり一服しましょうか。

 言葉を分析的に捉えていくと、ゲシュタルト崩壊と言う心理的現象を惹き起こすことがあります。頭脳、特に前頭葉の疲労が原因で統合的にモノを考える機能が瓦解するのか、一種、自己のこれまでの世界認識の統一観が失われるとの恐怖にも似た精神状態でしょうか。今回は英語学習からは離れたおまけの内容になります。まぁ、文法絡みの鹿爪話が続きましたが、幕間の息抜きとお考え下さい。



 日本心理学会

 https://psych.or.jp/interest/ff-34/

 漢字のゲシュタルト崩壊現象とは何でしょうか?


 同じ漢字を長い間,あるいは繰り返し見続けていると,漢字としての形態的なまとまりがなくなって,各部分がバラバラに知覚されたり,その漢字がいったいどんな漢字であったかわからなくなってしまうといった経験をしたことのある人は少なくないと思います。この現象は,一般的に漢字のゲシュタルト崩壊現象と呼ばれています。




 塾長の高校の時の漢文のT先生も授業中に同じ体験を仰っていました。








 中島敦の 『文字禍』  の中にもゲシュタルト崩壊について触れていると思われる箇所があります。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/622_14497.html 青空文庫


 以下、ナブ・アヘ・エリバ博士にまつわる内容ですが、確かにゲシュタルト崩壊と判断して間違いではなさそうです。



「実際、もう大分前から、文字の霊がある恐しい病を老博士の上に齎 (もたら) していたのである。それは彼が文字の霊の存在を確かめるために、一つの字を幾日もじっと睨み暮した時以来のことである。その時、今まで一定の意味と音とを有っていたはずの字が、忽然と分解して、単なる直線どもの集りになってしまったことは前に言った通りだが、それ以来、それと同じような現象が、文字以外のあらゆるものについても起るようになった。彼が一軒の家をじっと見ている中に、その家は、彼の眼と頭の中で、木材と石と煉瓦と漆喰との意味もない集合に化けてしまう。これがどうして人間の住む所でなければならぬか、判らなくなる。人間の身体を見ても、その通り。みんな意味の無い奇怪な形をした部分部分に分析されてしまう。どうして、こんな恰好をしたものが、人間として通っているのか、まるで理解できなくなる。眼に見えるものばかりではない。人間の日常の営み、すべての習慣が、同じ奇体な分析病のために、全然今までの意味を失ってしまった。もはや、人間生活のすべての根柢が疑わしいものに見える。」









 英語の 「文法」 と言っても、基本的には英語圏に住んでいて英語を母語とする者 (現地では「国語」)が <英語頭> でまとめ上げた英語の法則性であって、主語の概念からしてまるで違っている <日本語頭> でまとめ上げたものではありません。日本語話者が完全に、また直感的に理解できるものとは違うと言えるかもしれません。但し、前に触れましたが、英語の5文型の概念は日本発との説も存在します。膠着語話者がゲルマン語の語順の重きに<打たれ>、現地人には当たり前すぎて気が付かないでいた法則性を<発見>した可能性もありそうですが。

 いずれにしても、英語を理解せんと英文を分析的に睨み過ぎてゲシュタルト崩壊を来す前に、英語とはこんなもんだと<割り切りをして片付ける>のも手かもしれませんね。所詮は人間が話す言葉であり、言葉とは基本は慣用的表現である collocation の集積から成立するもので、当該言語の話者が互いに意思疎通出来れば足りるとされる程度の道具なのですから。