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Reporting Verbs 16 |
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2026年9月25日 皆様、KVC Tokyo 英語塾 塾長 藤野 健です。 語法についてのコラムを長期間続けて来ましたが、今回リーズからは再び文法の解説に戻り、過去のコラムにて纏まったテーマとしては扱って来なかった内容について触れていきます。まぁ、文法の落ち穂拾いとなりますが、これは扱うテーマが<落ち穂>である事とは無関係であり大切な内容に違いはありませんのでご注意の程を。 さて、英語には直接話法と間接話法の区別があり、これは日本語での 「...」 を使う表現の有無に相当するものになります。日本語では、<彼は私に「君は早く宿題を仕上げてくれ」と言った。>は直接話法ですが、間接話法に換えると、<彼は私に私が早く宿題を仕上げる様に言った。>となります。英語も基本的には同様の考え方での変換が行われるのですが、英語の場合は更に 「...」 内の時制を主節の動詞の時制に応じて変化させる必要が生じます。また、この作法にも幾つかの例外事例や語の用法が存在し、初学者を戸惑わせる場合も見られます。これを鑑み、注意点についてざっと一通り解説して行きましょう。これまでに採りあげてきた文法内容に比較すると理解は容易かと考えます。しかし、この理解は欠かすことの出来ないものですので知識の再確認がてら頭に叩き込んで下さい。 英語には伝聞内容や人の考えた内容を述べる為の一群の動詞が存在し、Reporting Verbs 伝達動詞、報告動詞などと呼称されます。直接話法と間接話法は、それらの動詞が取り得る表現方法の1つの違いに相当するものになります。Reporting Vebrs に関して用例を含めて詳述して行きます。その第16回目です。 *塾長からの批判的検討を加えた上で以下のサイトの内容を参考に執筆しています。https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/reported-speech-direct-speechhttps://www.eapfoundation.com/writing/references/reporting/https://www.ncl.ac.uk/academic-skills-kit/writing/academic-writing/reporting-verbs/https://latrobe.libguides.com/writing/reporting-verbshttps://www.efjapan.co.jp/eigo-resources/english-grammar/reporting-verbs/https://www.twinkl.jp/blog/reporting-verbshttps://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2026.1799996/fullPsychol., 02 April 2026 Volume 17 - 2026 | https://doi.org/10.3389/fpsyg.2026.1799996Reporting verbs across genre sets and research paradigms: a corpus-based analysis of denotation and evaluation in applied linguistics research articlesLiming Deng & Xinyue Lihttps://scholarsarchive.byu.edu/facpub/6373/Reporting verb variation across disciplines: An academic corpus studyGrant Eckstein, et al. ournal of Academic Language & Learning Vol. 16, No. 1, 2022, 59-75. ISSN 1835-5196https://journals.rcsi.science/2520-2073/article/view/404684?utm_source=openaiKalpana Ranganathan and Abdu Al-Kadi, (Re)voicing in academic writing: A study of reporting verbs in writing theses in hard sciencesTraining, Language and Culture _73, 2025 |
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一般的に利用される Reporting Verbs 11B.非発話系の Reporting Verbs*伝達する言葉内容にとどまらず伝達する態度の方にも重点を持つ表現であり、直接話法で利用される割合は相当程度下がります。*以下の用例解説をご覧戴ければそれが理解できる筈です。*動詞に拠り、後ろに that 節を取る以外の用法も取り得ますが、全ての用法を網羅している訳ではありません。*それについてはご自身で英英辞書を参照し確認されることをお勧め致します。B8.「否定・不満・反対」系*文の中で「反対」 「不満」 「否定」 のニュアンスがわ分かるように、地の文の描写を少し足すとぶっきらぼうな感覚が失せます。*後に扱う、アカデミック・ライティングにて利用される Reporting Verbs の<否定する>の動詞の項で、硬いニュアンスの否定系の語を列挙していますのでご参照下さい。deny 否定する 否認するto say that something is not true, or that you did not do something何かが真実ではないと言う、 自分がそれをしていないと否定する直接話法"I never lied to you," he denied, his jaw tightening.「君に嘘なんてついたことはない」と、彼はあごをこわばらせて言い張った。間接話法With his jaw tightening, he denied that he had ever lied to her.あごをこわばらせながら、彼は彼女に嘘をついたことなど一度もないと否定した。*With his jaw tightening, he denied ever having lied to her.deny that よりもこちらの deny doing のスタイルの方が自然な表現になります。complain 不平を言う、文句を言う、苦情を言うto say that you are annoyed, unhappy, or not satisfied about something何かについて不満や不快感を述べる直接話法"You’re never here when I need you," she complained, staring at the cold dinner.「私があなたを必要としているときに、あなたはいつもいない」と、彼女は冷めきった夕食を見つめながら不満をこぼした。間接話法She complained, as she stared at the cold dinner, that he was never there when she needed him.彼女は、冷めきった夕食を見つめながら、彼女が必要としているときに彼が決してそばにいてくれないのだと不満をこぼした。= As she stared at the cold dinner, she complained about his never being there when she needed him.直接話法"Nothing ever changes in this town," he complained, kicking at a loose stone.「この町は、何ひとつ変わりゃしない」と、彼は転がっていた小石を蹴りながらぼやいた。間接話法He complained, as he kicked at a loose stone, that nothing ever changed in that town.彼は、その町では何ひとつ変わることがないのだと、足もとにあった小石を蹴りながら不満をこぼした。object 反対する、異議を唱えるto express disagreement or opposition to something that has been said, proposed, or done*発言・提案・処置などに対して「それは受け入れられない」と表明する間接話法He objected sharply that he did not want his life to be decided for him.自分の人生を勝手に決められたくはないのだと、彼は鋭い口調で異議を唱えた。= He objected sharply to having his life decided for him.直接話法"I don't want my life decided for me," he said sharply.「自分の人生を勝手に決められたくなんてない」と、彼は鋭く異議を唱えた。*直接話法に objected を使うと仰々しくなり、said 或いは protested にすると自然になります。protest 〜だと抗議する、反対を表明する、異議を申し立てるto say firmly and publicly, or with strong feeling, that you disagree with something or that something is unfair, wrong, or not true直接話法"I did everything you asked," she protested, her hands trembling.「あなたに言われたことは、全部やったじゃない」と、彼女は手を震わせながら抗議した。間接話法With her hands trembling, she protested that she had done everything he had asked.手を震わせながら、彼女は彼に言われたことはすべてやったのだと抗議した。They raised their voices at once and protested, “This rule is not fair to anyone here.”彼らは一斉に声を張り上げて、「こんな規則、ここにいる誰にとっても不公平だ」と抗議した。blame 非難する とがめる 〜のせいにするto say or think that a person or thing is responsible for something bad that has happenedよくない事態や過ちについて、その責任があるのは特定の人や物事だと述べたり、そう信じたりする*相手に悪いことの責任があると考える、または言う間接話法彼女は、ほとんどささやき声であなたはいつもすべてを台無しにすると彼を責め立てた。She blamed him for always ruining everything in a whisper.間接話法She blamed him for shattering the fragile peace they had managed to build.彼女は、かろうじて築き上げたかりそめの平和を打ち砕いたのは彼だと非難した。* 動詞 blame は「正しい構文」としてはblame someone for somethingblame something on someoneの2つに限られ、that 節 並びに直接話法は利用できません。accuse 告発する 糾弾するto say that someone has done something wrong, dishonest, or illegal*誰かが悪いことや違法なことをしたと主張することであり、多くの場合、法的かつ公式な場面で用いられます間接話法She accused him of stealing her future, her eyes bright with a bitterness that words alone could not bear.彼女は彼を自分の未来を奪ったと非難した。その瞳には、言葉だけでは表現しきれないほどの苦々しさが輝いていた。間接話法She accused him of betraying not only her trust but the very ideals they had once shared.彼女は、彼が裏切ったのは自分の信頼だけでなく、かつて二人が共有していた理想そのものだと糾弾した。*動詞 accuse は accuse + person + of の用法に限定され後ろに that 節や直接話法は取れません。*that 節を繋げたいのであれば以下のような形も取れますが、わざわさせ仰々しくさせた不自然な表現になります。She made an accusation that he had betrayed not only her trust but the very ideals they had once shared.*blame は「責任を負わせる・とがめる」という意味合いが中心で、日常的な非難から抽象的な責任論まで幅広く使われます。*accuse は「告発」の色合いが強く、違法行為や重大な不正を指摘するとき、あるいは文学的・劇的な場面で重みを出したいときに良く使われます。 |
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