英文長文読解 短期集中 個別指導 

be + 形容詞 + to do  A

KVC Tokyo  やり直し硬派英語塾

                               





















https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/
























































































































































塾長のコラム 2022年8月25日 時間を表す表現 未来I






時間を表す表現 未来I



2022年8月25日 (2024年3月4日 追記)

皆様、KVC Tokyo 英語塾 塾長 藤野 健です。

 時間を表す表現について扱います。時間に関する多様な表現がすぐに脳裏に思い浮かぶまでになると、英語の表現の幅が格段に豊かになると思います。時間の流れの中で生きている我々には、時間に関する様々な表現は寧ろ身に付けるべき必須の表現であるとも言える筈です。現在、過去、未来、期間、特定の時まで、特定の時、timeを使った表現などに分け、解説して行きましょう。膨大な量が有りますので数ヶ月連続しての長丁場となります。未来に纏わる表現の第10回目です。

英国ケンブリッジ英語辞典の用例を主に参考に解説を加えて行きます。


https://dictionary.cambridge.org/

https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/future

https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/future-other-expressions-to-talk-about-the-future

https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/be-expressions-be-able-to-be-due-to


https://continuingstudies.uvic.ca/elc/studyzone/410/grammar/410-expressing-the-future








【え!使える】ネイティブがBe to do構文を説明した結果、かなり納得でした。〔#56〕

2020/11/27 StudyInネイティブ英会話

https://youtu.be/RQLidHfAetY


帰国子女のみっちゃんがまた優れた語感の解説をして呉れます。受験参考書にある4,5個

の be to do の意味解釈は混乱の元になっていると塾長も考えて居ますが、基本は文の主語の

意思に関わりなく、客観的に<〜することになっている>で理解可能です。未来に於ける手筈、

定まりごと、並びにそれから派生した義務、役務の2つの主たる意味があると覚えて下さい。


しかし只の native English speaker にもこの様な巧みな説明はなかなか難しく、言語的センス

に長じた日英 bilingual の出番になりますね。




ADVANCED "BE" GRAMMAR | be + to infinitive | be + to be + past participle

| be + perfect infinitive  Arnel's Everyday English 2022/09/29

https://youtu.be/ZFTtvWJF74E


アーネルさんがまたまた分かり易く解説して呉れます。was/were to have pp で

〜することになってはいたのだが、の意味で実現出来なかったことを示す

点にご注意下さい。





Be expressions to talk about future A




be to do


*formal な硬い表現になります。casual な表現や場に於いては使いません。

*一般的な表現や口語表現にしたい時は be to do → be going to do と 間に going を入れるのも1つの手です。

*基本的に、〜することになっている、の意味ですが、利用されるシーンで意味合いが異なってきます。

*主語の自発性の意味は無く、他律的に(第三者の力により)〜となる、させられる、の意味が基本にあります。


*was/were to do は過去の或る時点で〜する事になっていたの意味を表しますが、それがその後に実行されたのかには言及しません。

*一方、was/were to have +過去分詞 は過去に於いて〜事になってはいたものの実現しなかったことを言います。

*この場合、後ろの文には、but, or, however が要されることが多いです。


*人間の制御下にある事象、出来事について語る時にのみ利用出来ます。即ち、主語に対して或る事を〜させようとする第三者(人間)の意図が存在します。

×The weather is to rain tomorrow.

 自然現象は人間の制御下にある事象ではありませんのでこの様な文章は成立しません。


未来に於ける手筈、定まり事、それから派生した義務、役務の主たる2つの意味になります


 詳細は以下をご参照下さい:

https://www.kensvetblog.net/column/202004/20200405/

 塾長のコラム 2020年4月5日   目的を表す表現B  be  to  do



1. 義務

Obligations

公式な決定事から義務とされる、要求されることを表します。

= be  obliged to do

= be required to do

= have to do


If I am not to tell anyone, then that’s simply not  fair.

= If I am required (or obliged) not to tell anyone,  then  that’s  simply not fair.

 もし僕が誰にも言っては駄目だと求められているなら、それは只の不正義だ。(第三者の意思により言ってはならぬとされている)

≒ If someone obliges me not to tell anyone, then  that’s  simply  not fair.

 もし或る者が僕に誰にも言うなと強制するなら、それは只の不正義だ。


*not anyone = no one  誰にも言ってはいけないと求められる、誰にも言ってならぬとの義務がある

*be not to do の not は to 不定詞に掛かるものと考えます。 be not to do = be obliged  (or required) not to do 〜しないように求められる



2. 仕事の会合で決定する

[making decisions at a business meeting]

*2と3は上記1と異なり、個人的な或いは内輪の物言いである事から容易に意味が判別出来ます。


〜の手筈だ

So, George is to contact the Stockholm office,  and  Patricia i s  to  speak to the Elsico representative. Agreed?

 それでジョージはストックホルムの事業所に当たり、パトリシアはエルシコの代表者に話して貰う手筈になる。いいかい?



3. 命令や指示

Commands and instructions


You are to report to the head office by 8.30 am.

 君は8時半までに本社に報告することになっている。

→君には8時半までに本社に報告して貰う。


She’s not to be late. OK?

 彼女は遅れないことになっている。

= We order her not to be late. OK?

 彼女は遅れてはならない。いいかい?



4. 見出し

Headlines

*既に決定された或いは確定した出来事についてニュースや新聞の見出しで利用されるのが普通です。動詞 be が常に省略されます


Prime Minister to announce emergency plan  on  climate  change.  (a headline - used without a verb)

(Full form: The Prime Minister is to  announce  an  emergency  plan on climate change.)

 首相は気候変動に関する緊急計画を宣言することになった。


*見出しで to do が来れば、be 動詞を補えば良い訳です








Learn English: SUPPOSED TO 2021/08/13

ENGLISH with James ・ engVid

Learn how to use  “supposed t o”  correctly in English. This is a very  common  phrase

we use in English  every  day. We use “supposed to” to talk about  obligation,

expectation, and  plans. That  might  sound complicated, but I’ll make it clear  in  this l

esson. I’ll show you the  three  main  ways “supposed to” is used in English,  and  then

we’ll practice together  to  make  sure you’ve got it. A good class is  always  supposed

to include  some  practice.  Test what you've learned with the quiz:

https://youtu.be/-asiiG3KcbE


be supposed to の表現は語句日常的に利用されますが、義務、期待、計画について

話す時に用います。主語が〜することになっている)(義務、手筈、段取り)、〜することが

期待される、の意味になりますが、これは主語の意思ではなく第三者的な見解の表明

になります。広義の未来表現用法としてここに再び取り上げました。






参考1:その他の be expressions


形容詞+to不定詞の組み合わせからなる表現は数多くありますが、基本的に to不定詞を用いるため、何かへの方向性を指し示す表現になります。それが時間に向かうとの意味合いが特に強ければ<未来表現>とされるに過ぎません。基本的にこれから起こることに言及する表現ですので全て広義の未来表現とも言えるでしょう。


*他の be expressions と同じく、文の主語の意思では無く、第三者或いは話し手の意思に基づき、客観的な状況を述べる表現です。この意味で法助動詞的な意味合いを持つ表現と言えます。


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cf. be likely to do

 物事が起こりそうなことを表します。〜しそうだ、多分〜だ。

= it is probable that


Are parents who have a lot of money likely to  spoil  their  children?

 金を沢山持って居る親は自分の子供を甘やかしそうですか?


more やless などの比較を表す語と共にしばしば使われます。

I think men are more likely to spend a lot of  money  on  food  than women are.

 男性は女性より食べ物に沢山のお金をより使うと僕は思う。


後ろにthat 節を取る事が出来ます。

It’s likely that sales will rise.

 多分売り上げが上がりそうだ。


否定表現は、not likely 或いは unlikely ですが、後者はより formal です。

The company is not likely to make a profit in the  second  half  of the year.

 その会社は下半期に利益を出しそうに無い。


People are unlikely to listen to him now because they know he lied.

 彼が嘘をついたと知っているので人々は彼の言う事を聞くとは思えない。


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cf. be meant to


望まれること、期待されること、意図されることを表現します。

= it is desired, expected, intended that


It looks green to me.

それは僕には緑色に見えるけど。

Oh, is it meant to be a different colour?

え?違う色に意図されてんじゃない?


It was meant to be like a quiz and we were  all  in  different  teams and there was meant to be a fantastic prize.

 それは一種のクイズの様に意図されていて僕らは皆別のチームに分散されたし、面白い賞が意図されていた。


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cf. be supposed to


*義務と段取りを表す表現です。〜することとなっている、〜の手筈だ

Where were you? You were supposed to be  at  the  party!

 君はどこに居たんだ?君はそのパーティに出ている事になっていたが。


You’re supposed to have an hour for lunch.  That’s  the  law.

 君たちは昼食時間は1時間の段取りとなっている。それが決まりだ。



*人々の期待や信用を表す時にも利用出来ます。

= it is expected, believed that 〜と期待される、信じられる

Take some of this.

 これを服用しなさい。

What’s it supposed to do? (What does it do  to  you?)

 何に効くんですか?


And then I’m gonna get a train over to Brussels  which  takes  all day as well. It’s supposed to be a nice route with forests and mountains and  things.

 それから私ははるばるブリュッセル行きの列車にまた終日乗るつもりです。森と山と景色の見える素敵なルートと期待されます。




参考2: 後ろに to 不定詞を従える動詞


*現在時制であっても実際には未来の意味を持つ多くの動詞  (hope,  plan, aim, intend, want, desire, propose など)があります。

*それらは皆 to 不定詞を従えて使用されます。

*to 不定詞を用い、未来に向けて〜する、との気持を表すと考えれば、これらの動詞 + to 不定詞との組み合わせとして覚え易いでしょう。


*この様な動詞表現に関しては、to 不定詞について取り上げるコラムにて後日詳述できればと考えて居ます。


*後ろにto 不定詞を取る一連の動詞に関しては、

 塾長のコラム 2019年7月10日  『動詞型@  to 不定詞 を取る動詞』

 https://www.kensvetblog.net/column/201907/20190710/

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