英文長文読解 短期集中 個別指導 

準法助動詞 dare ought to   had better 

KVC Tokyo  やり直し硬派英語塾

                               





















https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/
























































































































































塾長のコラム 2023年5月1日 法助動詞 modal verbs と関連表現24






法助動詞 modal verbs と関連表現24




2023年5月1日

 皆様、KVC Tokyo 英語塾 塾長 藤野 健です。

 英語表現の1つの山である条件文について既に解説しましたが、その中で will, would などの助動詞(正式には法助動詞 modal verb と呼ぶ)が頻繁に、或いは必ずと言って良いほど登場しました。そこでこの先暫くの間は、法助動詞並びに関連表現について深い切り込みを与えようと思います。意味用法について完全な自信を持てない方には見直しの参考に大きな力となろうかと思います。これまでに断片的に触れて来た表現も数多く含まれますが、復習がてら再確認して下さい。解説の第24回目です。

英国ケンブリッジ英語辞典の用例を主に参考に解説を加えて行きます。

https://dictionary.cambridge.org/

https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/modal-verbs-and-modality

https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/modality-forms

https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/dare


https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/modal

https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/verbs-types








Gorillaz - DARE  (Official  Video)

Gorillaz  2010/09/08  https://youtu.be/uAOR6ib95kQ


再生回数2億5千万回のビデオです。ここの dare とは名詞扱いで、人に遣って

呉れと頼まれて行う困難な或いは危険な事、即ち挑戦を意味します。


大阪出身の女性、ヌードル(このゴリラズなるバンドは仮想上のグループ扱いです)が

登場しますが、なるほど欧米人から見る日本人とはこの様な姿・形で見えているの

かと分かります。確かにアジア人の特徴はよく捉えています。




英語ではよく言うのに日本語に訳せない言葉

Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎

2022/11/03  https://youtu.be/l1giMK3rlbI


7分30秒ぐらいまで dare の語感についての説明が為されます。根源的

な意味を掴めばそれほど理解困難な言葉ではありません。






dare


*dare も need 同様に一般動詞と準法助動詞の間を揺れ動く様な存在です。


・to show that the subject is making a conscious effort,  or  has great desire to do the action of the main verb.

主語の意図的な努力や強い欲望を持って居る事を示す表現です。


 敢えて〜する、意図して敢行する、強いて〜する、勇気を持って〜する、一歩踏み込んで〜する


・to be brave enough or rude enough to do something

 勇敢/乱暴にも〜する



まぁ、基本的理解としては

*dare (to) do    〜する強い気持ち、気概がある、勇気がある、一線を踏み越える

*not dare (to) do  〜する勇気がない、わざわざしない、する気持が無い


*普通に利用される表現ですので、肯定形と否定形の、強い気持ちがある ⇔ その気が無い、の意味合いを瞬時に掴むようにして下さい。


他の用法としては

*dare + someone     〜に挑む、挑戦する

dare someone to do  人に〜してみろと言う


Some snakes can bite but I dare you to hold this big  snake.

 噛みつくヘビもいるけど、この大きなヘビを抱えてみてくれよ。



*一般動詞の場合 dare  +  to 不定詞、 dare  +  動詞原型のいずれでも利用出来ます。

*準法助動詞の場合は、dare + 動詞原型、のみです。


*準法助動詞として扱う場合には、格変化や時制変化は有りませんが、一般動詞として扱うときには当然それらの変化が発生します。

dare が準法助動詞として利用されるのはあまり一般的ではありません


Everyone in the office complains that he smells  awful,  but  nobody  dares (to) mention it to him. (一般動詞の dare)

 そのオフィスの皆が彼が恐ろしく臭いと不平を言うが、誰も敢えて(勇気を持って)そのことを彼に言おうとしない。

 そのオフィスの皆が彼が恐ろしく臭いと不平を言うが、誰もそれを彼に言う勇気がない。


Everyone in the office complains that he smells awful,  but  nobody  dare mention it to him. (準法助動詞の dare、格変化がありません)


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*dare は formal な疑問文でも利用されます。


Do they dare come to the wedding without formal  dress  clothes? (一般動詞の dare)

 彼らはフォーマルな衣装無しでその結婚式に敢えて来ようとするのかい?


cf. Do they come to the wedding without formal  dress  clothes?

 彼らはフォーマルな衣装無しでその結婚式に来るのかい?



Dare you tell him the news? (準法助動詞の dare)

 君は敢えてその知らせを彼に言うのかい?

= Do you dare tell him the news? (一般動詞の dare)


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*dare は need と同様に formal な否定文で(英国に於いて)より多く利用されます。


I don't dare think how much it's going to cost. (一般動詞の dare)

UK I daren't think how much it's going to cost. (準法助動詞の dare)

 それがどれくらい掛かるのかわざわざ考えようとは僕は思わない。(その気持は無い)


→ 費用がだいぶ掛かりそうだがおそろしくてそれを考えたくはないんだ。

≒ The cost is going to be very high, and I don't want to think about it.

= I am reluctant to think how much it's going to cost.

= I am unwilling to think how much it's going to cost.


No one dares (to) go there.(一般動詞の dare)

No one dare go there. (準法助動詞の dare)

 誰もそこに行く勇気がない。


I don't dare come late to class! (一般動詞の dare)

 僕は授業にわざわざ遅れては来ないよ。(そんな気持は無いよ)


cf. I don't come late to class! 

 僕は授業に遅れては来ないよ。(日常的習慣を表す動詞現在形)


I don't know how he dares behave so rudely in public! (一般動詞の dare)

 どうして彼が皆の前でそんな乱暴な振る舞いを敢えて行うのか僕には判らないんだ。

= I don't know why he dares behave so rudely in public!


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cf. not bother to do〜/ not bother doing


わざわざ〜することはない、面倒臭いので〜しない


She will not bother to come here.

 彼女はわざわざここに来ないだろう。


You don’t have to bother to come here and help me.

 君はわざわざここにまで助けに来なくてもいいんだよ。


Why bother doing that?

 なぜわざわざそんなことをするの?








Should  vs  Ought to, English  modal  verbs

Antonia  Romaker - English and  Russian  online

2019/07/10 https://youtu.be/xeqXM6x-5sw


should が話し手の見解を色濃く反映するのに対し、ought to は、より客観的に、

〜すべきだ、〜のはずだ、だろうの意味合いを持ちます。






ought to


 〜すべきだ、〜の筈だ

= should


*ought to はちょっと特殊な表現であり、法助動詞と同様に時制や人称も数に応じた格変化は持たず、また他の助動詞と共に使う事もありません。しかし、主動詞の前に to を入れる特徴があります。


*should よりは、より formal です。


*should が話し手側の見解を色濃く反映するのに対し、 ought  to は、より客観的に (社会通念上、或いは常識、周囲の状況から)、〜すべきだ、〜筈だ、を意味します。


*この関係は、より義務の念の強い法助動詞である、must と have to の関係に相当します。



*should は、〜だろう、〜の筈だ probably の期待 expectation  の意味を持ちますが、ought to のその用例は多くはありません。


*should と ought to の違いについては、過去の should の項にても触れていますので参照下さい。


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〜べきだ

She ought to spend more time practicing piano.

 彼女はもっとピアノの練習に時間を使うべきです。

≒ She should spend more time practicing piano.


Everyone knows that this is a very busy retaurant.

We ought to have made a reservation.

 誰もがこのレストランはとても繁盛していることを知っている。

 僕らは予約しておくべきだったね。


She oughtn't to spend more time practicing piano.

≒ She shouldn't spend more time practicing piano.

 彼女はピアノの練習に更に多くの(これ以上の)時間を使うべきではありません。


Ought she to spend more time practicing piano.

 彼女はもっとピアノの練習に時間を使うべきですか?

= Ought she spend more time practicing piano?


cf. spend time doing 〜して時間を過ごす


実際には、否定文や疑問文で  ought  to  を使う事は少なく、その場合は should を使います


*疑問文中の to は省略可能です。


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〜のはずだ、だろう

If the flight was on time, he should have arrived in  London  early  this morning.

 そのフライトが時間通りだったなら、彼は今朝早くロンドンに到着している筈です。(仮定法では無く、単なる過去時制の単純仮定)


= If the flight was on time, he ought to have arrived  in  London  early this morning.(この表現は一般的では有りません

= If the flight was on time, he would have arrived  in  London  early this morning.


cf. If the flight had been on time, he would have  arrived  in  London  early this morning.

 もしそのフライトが時間通りだったなら、彼は今朝早くロンドンに到着していたのだが。(仮定法過去完了)



未来のことを語る際に、ought to 単独で用い、前に will などを使う事は出来ません


We ought to go to the beach next week.

 僕たちは来週そのビーチに行くべきだ。




had better/ best do something

 〜しないとマズい、との脅し、忠告の気持を含めた強い表現です。


I'd better leave a note so they'll know I'll be late.

 彼らが僕が遅刻することがわかるように、メモを残しておいたほうがいいね。


You'd better go home now before the rain starts.

 雨が降り出す前に、今すぐ家に帰ったほうがいいぜ。


He'd better pay me back that money he owes me soon, or else.

 奴は早く借りた金を俺に返さないとマズいぜ。さもなくば。


had  better  not

 〜するとマズい、との脅し、忠告の気持を含めた強い表現です。


You'd better not be lying to me!

 お前、俺に嘘をついてんじゃあないぞ!





have (got) to

*この表現は semi-modal としての文法表現は取らず、単なる一般動詞 have 、或いは助動詞 have の意味用法の1つと考えるべきでしょう。

*従って、否定形、疑問形、過去形など have そのままに変化させます。


have got to do は形の上では現在完了形であり、その用法に従って、否定文、疑問文を作れば良いだけです



We have got to go to the beach next week.

 僕らは来週そのビーチに行かねばならない。

= We have to go to the beach next week.



We had got to go to the beach last week.

 僕らは先週そのビーチに行かねばならなかった。

= We had to go to the beach last week.



We haven't got to go to the beach next week.

 僕らは来週そのビーチに行く必要は無い。

= We don't have to go to the beach next week.



Have we got to go to the beach next week?

 僕らは来週そのビーチに行かねばならないのかい?

= Do we have to go to the beach next week?

 僕らは来週そのビーチに行かねばならないのかい?



https://www.kensvetblog.net/column/202004/20200405/

ここにも詳述していますが、義務の念を表す be to do は、have to do, be obliged to do などに適宜換え換え可能です。









 準法助動詞の解説は今回で終わり、次回からは modal expression の意味を持つその他の表現について解説していきます。