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Reporting Verbs 14 |
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2026年9月15日 皆様、KVC Tokyo 英語塾 塾長 藤野 健です。 語法についてのコラムを長期間続けて来ましたが、今回シリーズからは再び文法の解説に戻り、過去のコラムにて纏まったテーマとしては扱って来なかった内容について触れていきます。まぁ、文法の落ち穂拾いとなりますが、これは扱うテーマが<落ち穂>である事とは無関係であり大切な内容に違いはありませんのでご注意の程を。 さて、英語には直接話法と間接話法の区別があり、これは日本語での 「...」 を使う表現の有無に相当するものになります。日本語では、<彼は私に「君は早く宿題を仕上げてくれ」と言った。>は直接話法ですが、間接話法に換えると、<彼は私に私が早く宿題を仕上げる様に言った。>となります。英語も基本的には同様の考え方での変換が行われるのですが、英語の場合は更に 「...」 内の時制を主節の動詞の時制に応じて変化させる必要が生じます。また、この作法にも幾つかの例外事例や語の用法が存在し、初学者を戸惑わせる場合も見られます。これを鑑み、注意点についてざっと一通り解説して行きましょう。これまでに採りあげてきた文法内容に比較すると理解は容易かと考えます。しかし、この理解は欠かすことの出来ないものですので知識の再確認がてら頭に叩き込んで下さい。 英語には伝聞内容や人の考えた内容を述べる為の一群の動詞が存在し、Reporting Verbs 伝達動詞、報告動詞などと呼称されます。直接話法と間接話法は、それらの動詞が取り得る表現方法の1つの違いに相当するものになります。Reporting Vebrs に関して用例を含めて詳述して行きます。その第14回目です。 *塾長からの批判的検討を加えた上で以下のサイトの内容を参考に執筆しています。https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/reported-speech-direct-speechhttps://www.eapfoundation.com/writing/references/reporting/https://www.ncl.ac.uk/academic-skills-kit/writing/academic-writing/reporting-verbs/https://latrobe.libguides.com/writing/reporting-verbshttps://www.efjapan.co.jp/eigo-resources/english-grammar/reporting-verbs/https://www.twinkl.jp/blog/reporting-verbshttps://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2026.1799996/fullPsychol., 02 April 2026 Volume 17 - 2026 | https://doi.org/10.3389/fpsyg.2026.1799996Reporting verbs across genre sets and research paradigms: a corpus-based analysis of denotation and evaluation in applied linguistics research articlesLiming Deng & Xinyue Lihttps://scholarsarchive.byu.edu/facpub/6373/Reporting verb variation across disciplines: An academic corpus studyGrant Eckstein, et al. ournal of Academic Language & Learning Vol. 16, No. 1, 2022, 59-75. ISSN 1835-5196https://journals.rcsi.science/2520-2073/article/view/404684?utm_source=openaiKalpana Ranganathan and Abdu Al-Kadi, (Re)voicing in academic writing: A study of reporting verbs in writing theses in hard sciencesTraining, Language and Culture _73, 2025 |
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一般的に利用される Reporting Verbs 9B.非発話系の Reporting Verbs*伝達する言葉内容にとどまらず伝達する態度の方にも重点を持つ表現であり、直接話法で利用される割合は相当程度下がります。*以下の用例解説をご覧戴ければそれが理解できる筈です。*動詞に拠り、後ろに that 節を取る以外の用法も取り得ますが、全ての用法を網羅している訳ではありません。*それについてはご自身で英英辞書を参照し確認されることをお勧め致します。B6.「同意する・認める」系agree 同意する 賛成する 承知するto say that you have the same opinion as someone else, or that you accept a suggestion, plan, or statement as right or suitable誰かと同じ意見である、あるいは提案や計画、発言を正しい、あるいは適切であると受け入れることを示す*誰かの発言・提案・判断に賛成の立場を示す*単なる一致するの意味ではありません直接話法"You’re right, I was selfish," he agreed at last.「君の言うとおりだ、ぼくは身勝手だったよ」と、彼は遂に認めた。間接話法At last, he agreed that she was right and that he had been selfish.ついに彼は、彼女が正しくて、自分が身勝手だったのだと認めた。"Let's do it your way," she agreed.「あなたのやり方でやりましょう」と彼女も同意した。subscribe 賛同する 特定の説・立場に同調し賛意を表明するto agree with or support a particular opinion or beliefある意見や信念に賛同し、支持する*subscribe to 〜 は、日常会話で頻出する agree with より少し書き言葉寄りです。*特に idea, view, theory, belief などの意見や考えを目的語にすると自然です。そのため、学術文、評論、やや硬い議論では自然ですが、くだけた会話では agree with のほうが普通です。**subscribe は<定期的に見る、得る>の意味で頻用されますが、こちらの意味を持つことは意外だったかもしれません。間接話法She subscribed to the view that silence could also speak.彼女は、沈黙もまた語るという見解に賛同していた。直接話法"Silence can also speak," she agreed.「沈黙もまた語る」と言うことに彼女は賛同した。*動詞 subscribe は直接話法には馴染みません。*subscribe to an idea / a belief / a theory のように、必ず to を付けて用います。*そのあとには名詞句を置くか、更にその同格の that 節を置きますShe subscribe to the belief that silence could also speak.のような形が自然です。admit 認める 白状する 自白するto say, often unwillingly, that something is true, especially something that is embarrassing, unfavorable, or shows fault(特に、恥ずかしいことや好ましくないこと、あるいは欠点を露呈するようなことについて)それが事実であると、しばしば不本意ながら認める*本当は言いたくないことでも事実として認める直接話法"I wanted you to fail," she admitted, the words tasting bitter.「あなたに失敗してほしかったの」と彼女は認めた。その言葉は苦く感じられた。間接話法She admitted that she had wanted him to fail, and the words tasted bitter.彼女は、彼に失敗してほしいと思っていたことを認めた。その言葉は彼女には苦く感じられた。"I made a mistake," she admitted.「わたしが間違っていたわ」と彼女は認めた。"It was my fault," he admitted quietly.「悪いのは僕だ」と彼は静かに認めた。 |
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acknowledge 認める 承認する 受け入れるto state or accept that something exists, is true, or is known, often in a formal or deliberate way何かが存在すること、真実であること、あるいは知られていることを、多くの場合、公式的または意図的な方法で表明したり、認めたりする*acknowledge は admit より感情的な色合いが弱く、事実・状況・貢献などを客観的に正式に認める、の意味になります。直接話法"I was unfair to you," he acknowledged in a low voice.「君に対して不公平だった」と彼は低い声で認めた。間接話法In a low voice, he acknowledged that he had been unfair to her.彼は低い声で、自分が彼女に不公平だったと認めた。*、感謝を表すの意味もありますが、これは相手の行動を認めて評価する、の意味になります。confirm 確認する 裏づける、確認して認めるto say that information, a report, or a belief is true or correct, especially after checking or receiving supporting evidence特に確認を行った後、あるいは裏付けとなる証拠を受け取った後に、情報、報告、あるいは信念が真実である、あるいは正しいと述べる。*すでにある情報について、それが正しいと確認して確定する直接話法"Yes, the train left without him," the clerk quietly confirmed.「はい、列車は彼を乗せずに発車してしまいました」と、事務員は静かに認めた。間接話法The clerk quietly confirmed that the train had left without him.事務員は静かに、列車が彼を残して発車してしまったことを確かに認めた。endorse 支持する 推奨する 公に賛同するto give a review explicit approval or official supportある見解に明確な賛意や公的な支持を与える*基本的な意味は support になります。*ややフォーマルで、ニュース、広告、ビジネス、政治、法律寄りの文脈でよく見ます。間接話法The editor fully endorsed the writer's interpretation of the poem's final image.編集者は、作家によるその詩の最後のイメージの解釈を全面的に支持した。cf. 動詞 endorse は後ろに名詞しか取らず、that 節は取りません。従って上の例文も直接話法に直しての×"Your interpretation of the final image of the poem is very good," the editor fully endorsed.「君の詩の最後のイメージの解釈はとても良い」と編集者は全面的に支持した。は不文となり、○"Your interpretation of the final image of the poem is very good," the editor fully agreed.であれば正しくなります×We endorse that this policy should be implemented.のような文がコーパスやネット上に散見されることはありますが、かなり不自然寄りで、フォーマルな英文ライティングでは避けるべき用法だと考えてよいです。自然に言うならWe endorse the view that this policy should be implemented.我々は、この方針を実施すべきであるという見解に賛同するなど、必ず名詞を挟む言い方にする必要があります。concur 同意する 判断・見解について同調・合意するto agree, often in a careful, formal, or authoritative way慎重でフォーマルな仕方で同意する*裁判などの硬いシーンで利用されます。間接話法The presiding judge concurred that the evidence left no room for doubt.裁判長は証拠はいささかの疑いの余地も残していないことに同意した。直接話法"The evidence left no room for doubt," the presiding judge said..「証拠はいささかの疑いの余地も残していない」と裁判長は同意した。*動詞 concur は直接話法とは馴染みません。said 或いは declared を用います。証拠が疑いの余地を残さないという点で、裁判長は証人と見解を同じくした。であればThe presiding judge concurred with the witness in holding that the evidence left no room for doubt.The presiding judge agreed with the witness that the evidence left no room for doubt.とします。*動詞 concur は通常 <concur with 人 in/on 事柄> として使われることが多いです。 |
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