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Reporting Verbs 15 |
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2026年9月20日 皆様、KVC Tokyo 英語塾 塾長 藤野 健です。 語法についてのコラムを長期間続けて来ましたが、今回シリーズからは再び文法の解説に戻り、過去のコラムにて纏まったテーマとしては扱って来なかった内容について触れていきます。まぁ、文法の落ち穂拾いとなりますが、これは扱うテーマが<落ち穂>である事とは無関係でであり大切な内容に違いはありませんのでご注意の程を。 さて、英語には直接話法と間接話法の区別があり、これは日本語での 「...」 を使う表現の有無に相当するものになります。日本語では、<彼は私に「君は早く宿題を仕上げてくれ」と言った。>は直接話法ですが、間接話法に換えると、<彼は私に私が早く宿題を仕上げる様に言った。>となります。英語も基本的には同様の考え方での変換が行われるのですが、英語の場合は更に 「...」 内の時制を主節の動詞の時制に応じて変化させる必要が生じます。また、この作法にも幾つかの例外事例や語の用法が存在し、初学者を戸惑わせる場合も見られます。これを鑑み、注意点についてざっと一通り解説して行きましょう。これまでに採りあげてきた文法内容に比較すると理解は容易かと考えます。しかし、この理解は欠かすことの出来ないものですので知識の再確認がてら頭に叩き込んで下さい。 英語には伝聞内容や人の考えた内容を述べる為の一群の動詞が存在し、Reporting Verbs 伝達動詞、報告動詞などと呼称されます。直接話法と間接話法は、それらの動詞が取り得る表現方法の1つの違いに相当するものになります。Reporting Vebrs に関して用例を含めて詳述して行きます。その第15回目です。 *塾長からの批判的検討を加えた上で以下のサイトの内容を参考に執筆しています。https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/reported-speech-direct-speechhttps://www.eapfoundation.com/writing/references/reporting/https://www.ncl.ac.uk/academic-skills-kit/writing/academic-writing/reporting-verbs/https://latrobe.libguides.com/writing/reporting-verbshttps://www.efjapan.co.jp/eigo-resources/english-grammar/reporting-verbs/https://www.twinkl.jp/blog/reporting-verbshttps://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2026.1799996/fullPsychol., 02 April 2026 Volume 17 - 2026 | https://doi.org/10.3389/fpsyg.2026.1799996Reporting verbs across genre sets and research paradigms: a corpus-based analysis of denotation and evaluation in applied linguistics research articlesLiming Deng & Xinyue Lihttps://scholarsarchive.byu.edu/facpub/6373/Reporting verb variation across disciplines: An academic corpus studyGrant Eckstein, et al. ournal of Academic Language & Learning Vol. 16, No. 1, 2022, 59-75. ISSN 1835-5196https://journals.rcsi.science/2520-2073/article/view/404684?utm_source=openaiKalpana Ranganathan and Abdu Al-Kadi, (Re)voicing in academic writing: A study of reporting verbs in writing theses in hard sciencesTraining, Language and Culture _73, 2025 |
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一般的に利用される Reporting Verbs 10B.非発話系の Reporting Verbs*伝達する言葉内容にとどまらず伝達する態度の方にも重点を持つ表現であり、直接話法で利用される割合は相当程度下がります。*以下の用例解説をご覧戴ければそれが理解できる筈です。*動詞に拠り、後ろに that 節を取る以外の用法も取り得ますが、全ての用法を網羅している訳ではありません。*それについてはご自身で英英辞書を参照し確認されることをお勧め致します。B7.「提案する・申し出る」系offer 申し出る、提供すると言うto say you are willing to give, do, or provide something何かを与えること、何かをすること、または何かを提供する用意があると述べる間接話法He offered to walk her home, already reaching for her bag.彼は、家まで送っていくよと申し出て、すでに彼女の鞄に手を伸ばしていた。直接話法"I can walk you home," he offered, already reaching for her bag.「家まで送っていくよ」と彼は申し出て、すでに彼女の鞄に手を伸ばしていた。*offer に直接話法を取らせるとやや説明調の文になります。said を使うとより自然になります。直接話法Seeing her struggle, he leaned closer and offered, "I can help you with your homework, if you like."彼女が苦戦しているのを見て、彼女は身を乗り出して言った。「よかったら宿題、手伝ってあげようか。」*こちらの文では offered の使用はこのままで自然であると判断されます。間接話法Seeing her struggle, he leaned closer and offered to help her with her homework, if she liked.Seeing her struggle, he leaned closer and said he could help her with her homework, if she liked.*offer は通常 <offer me help> <offer to help me> の様に「名詞」か「to 不定詞」を取ります。*意味的には give の意味です。意見 opinion を言う、の意味はありません。offered me that S V というスタイルは殆ど用いません。suggest 勧める 提案する 意見する 1つの意見 opinion として述べるto mention an idea, plan, or possibility for consideration検討してもらうために、考え、計画、または可能性を述べるto think it is good to do〜するのはいいと思う = recommend*suggestには<示唆する> = to indicate, show の別の意味もありますが、<示す>の項にて後ほど採り上げます。直接話法"Let's forget tonight ever happened," she suggested with a brittle laugh.「今夜のことはなかったことにしましょう」と、彼女はどこか張り詰めた笑いを浮かべながら提案した。間接話法She suggested, with a brittle laugh, that they should forget that night had ever happened.彼女は張り詰めたような笑いを浮かべて、その夜のことはなかったことにしようと提案した。"We could take a taxi," he suggested.「タクシーに乗ってもいいかもね」と彼は勧めた。= He suggested taking a taxi."Let’s start now," she suggested.「今すぐ始めましょう」と彼女は提案した。invite 〜するように勧める、要請する 会話での「勧誘」にも使えます。to ask someone to come, join, or take part誰かに来るように、加わるように、または参加するように求める間接話法He invited her to come and see the sunrise with him, nodding toward the hill.丘の方にうなずきながら、彼は一緒に日の出を見に来るよう彼女を誘った。直接話法"Come and see the sunrise with me," he said, nodding toward the hill.丘の方にうなずきながら、彼は「一緒に日の出を見に来ないか」と言った。*動詞 invite に that 節や直接話法を取らせるのは不自然になります。recommend 〜だと勧める 助言する 専門的判断に基づいて推奨するto suggest something as good, suitable, or worth choosing何かを、良いもの、適切なもの、または選ぶ価値のあるものとして勧める間接話法The professor recommended that I (should) reconsider the premise of my argument before publishing it.教授は、私が発表する前に、自分の論旨の前提を再考すべきだと助言した。直接話法“You should reconsider the premise of my argument before you publish it,” the professor said..「発表する前に、私の論旨の前提を再考したほうがいいよ」と教授は言った。*動詞 recommend 直接話法を取らせるのは不自然になります。単純に said を用います。propose 〜と提案する 議案を提示する 提起するto put forward a plan, idea, or course of action for consideration or approval検討または承認のために、計画、考え、または行動方針を提示するto present a plan計画を提示する直接話法"In light of these findings," he proposed, "we should abandon the earlier hypothesis and frame a new one that does justice to the evidence."「これらの知見に鑑みて」彼はこう提案した。「先の仮説は撤回し、証拠に見合う新たな仮説を立てるべきだ。」間接話法He proposed that in light of those findings, they (should) abandon the earlier hypothesis and frame a new one that does justice to the evidence."それらの知見に鑑みて先の仮説は撤回し、証拠に見合う新たな仮説を立てるべきだ、と彼は提案した。*動詞 propose に直接話法を取らせるのはやや不自然になります。said か suggested を使うとより自然になります。*上で紹介した reporting verb のうち、「suggest」 「recommend」 「propose」 などを使う場合は、that 節の中の動詞が「原形」になる場合があります。*that 節の中の文が、「〜すべきである」「〜した方がいい」など、何かを要求・提案したり推薦したりする意味の場合、米国の特に formal な文章 にて用いられます*これは本邦の参考書などでは「仮定法現在」と呼称されますが、仮定法とは無縁の不適切な用法です。*英語での名称 present subjunctive そのままに「接続法現在」 と呼ぶべきでしょう。*フランス語などでは that 節に相当する節の中では動詞は接続形なる活用をするのですが、英語にはこの用法無く、無理矢理!接続法を名乗らせている様な印象を正直受けます。*なお、イギリス英語では、動詞の原形が単独で使われるのではなく、「should + 動詞の原形」というように should が入るのが通常です。*また米英共に、that 節内で動詞を主語に合わせて活用させる用法も普通に見られます。*原型動詞を用いないと誤りである、と本邦の一部英語参考書や正誤問題集などに記述され、或いは youtube 動画などで解説もされますが、用法の背景に触れない姿勢には硬直化したものを感じます。*それで著者或いは解説者の質が判明します。*各動詞のニュアンスの違い:offer 自分が何かする 申し出るsuggest 軽く案を出すinvite 人を誘う 招くrecommend 判断に基づく推奨・助言をする 医師・教師・専門家の助言などpropose 討議のために正式提案する 会議・委員会・論文内の仮説提示など |
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