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Reporting Verbs 17 |
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2026年10月1日 皆様、KVC Tokyo 英語塾 塾長 藤野 健です。 語法についてのコラムを長期間続けて来ましたが、今回シリーズからは再び文法の解説に戻り、過去のコラムにて纏まったテーマとしては扱って来なかった内容について触れていきます。まぁ、文法の落ち穂拾いとなりますが、これは扱うテーマが<落ち穂>である事とは無関係であり大切な内容に違いはありませんのでご注意の程を。 さて、英語には直接話法と間接話法の区別があり、これは日本語での 「...」 を使う表現の有無に相当するものになります。日本語では、<彼は私に「君は早く宿題を仕上げてくれ」と言った。>は直接話法ですが、間接話法に換えると、<彼は私に私が早く宿題を仕上げる様に言った。>となります。英語も基本的には同様の考え方での変換が行われるのですが、英語の場合は更に 「...」 内の時制を主節の動詞の時制に応じて変化させる必要が生じます。また、この作法にも幾つかの例外事例や語の用法が存在し、初学者を戸惑わせる場合も見られます。これを鑑み、注意点についてざっと一通り解説して行きましょう。これまでに採りあげてきた文法内容に比較すると理解は容易かと考えます。しかし、この理解は欠かすことの出来ないものですので知識の再確認がてら頭に叩き込んで下さい。 英語には伝聞内容や人の考えた内容を述べる為の一群の動詞が存在し、Reporting Verbs 伝達動詞、報告動詞などと呼称されます。直接話法と間接話法は、それらの動詞が取り得る表現方法の1つの違いに相当するものになります。Reporting Vebrs に関して用例を含めて詳述して行きます。その第17回目です。 *塾長からの批判的検討を加えた上で以下のサイトの内容を参考に執筆しています。https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/reported-speech-direct-speechhttps://www.eapfoundation.com/writing/references/reporting/https://www.ncl.ac.uk/academic-skills-kit/writing/academic-writing/reporting-verbs/https://latrobe.libguides.com/writing/reporting-verbshttps://www.efjapan.co.jp/eigo-resources/english-grammar/reporting-verbs/https://www.twinkl.jp/blog/reporting-verbshttps://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2026.1799996/fullPsychol., 02 April 2026 Volume 17 - 2026 | https://doi.org/10.3389/fpsyg.2026.1799996Reporting verbs across genre sets and research paradigms: a corpus-based analysis of denotation and evaluation in applied linguistics research articlesLiming Deng & Xinyue Lihttps://scholarsarchive.byu.edu/facpub/6373/Reporting verb variation across disciplines: An academic corpus studyGrant Eckstein, et al. ournal of Academic Language & Learning Vol. 16, No. 1, 2022, 59-75. ISSN 1835-5196https://journals.rcsi.science/2520-2073/article/view/404684?utm_source=openaiKalpana Ranganathan and Abdu Al-Kadi, (Re)voicing in academic writing: A study of reporting verbs in writing theses in hard sciencesTraining, Language and Culture _73, 2025 |
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一般的に利用される Reporting Verbs 12B.非発話系の Reporting Verbs*伝達する言葉内容にとどまらず伝達する態度の方にも重点を持つ表現であり、直接話法で利用される割合は相当程度下がります。*直接話法とするなら、<素直>に動詞 say を使えば良い訳です。*以下の用例解説をご覧戴ければそれが理解できる筈です。*動詞に拠り、後ろに that 節を取る以外の用法も取り得ますが、全ての用法を網羅している訳ではありません。*それについてはご自身で英英辞書を参照し確認されることをお勧め致します。B9.「主張・強調する」系argue 論じる、論証する、主張するto present a view, judgment, or interpretation and support it with reasons, logic, or evidence見解、判断、あるいは解釈を提示し、理由、論理、または証拠をもってそれを裏付ける*単に「言う」ではなく、理由を挙げて展開する*論文に於いては正にその屋台骨そのものを構成する行為になります。*<個人の考え claim> + <証拠 evidence> = <論証 arguement> で他人様に示せる価値を初めて生みます。直接話法"You're the one who left first," he argued, leaning across the table.「先に出ていったのは、君のほうだろ」と、彼はテーブルに身を乗り出して反論した。間接話法Leaning across the table, he argued that she was the one who had left first.テーブルに身を乗り出しながら、彼は先に出ていったのは彼女のほうだと主張した。"That's not fair," he argued.「それは不公平だ」と、彼は食い下がった。Tour operators argue that the COVID-19 is hurting their businesses.観光業者は、COVID-19が自分たちの会社に打撃を与えていると主張している。insist 強く主張する、言い張る、あくまで主張するto state something very firmly, often repeatedly, and with refusal to accept disagreement何かを非常に断固として、しばしば繰り返し述べ、異論を受け入れようとしない*強い確信と反対への非譲歩を含みます直接話法"I can fix this," she insisted, though her eyes were wet.「私が何とかするから」と、彼女は目に涙をためながら言い張った。間接話法She insisted, though her eyes were wet, that she could fix it.目に涙をためながら、彼女は自分が何とかできるのだと言い張った。*She insisted, though her eyes were wet, on fixing it.にも変換は出来ますが<出来る>の意味が消え、<自分でする>の意味になります。He gripped the edge of the table and insisted, “I did nothing wrong.”彼はテーブルの縁をつかみ、「俺は何も悪いことはしていない」と言い張った。The authority insisted that this riot was caused by young men.当局はこの暴動は若者らによって引き起こされたと主張した。*insist on の形を利用するとなれば、that 節の中身を名詞句化してThe authority insisted on the riot's having been caused by young men.とする手もあります。claim 主張する 言い張る 申し立てるto say that something is true, especially when it has not yet been proved or when others may doubt it何かが真実であると主張する。特に、それがまだ証明されていない場合や、他者がそれを疑う可能性がある場合に。*文脈によっては真偽未確認のまま述べる、の含みがあります。*まぁ、各個人がそうだと思うことを述べるとの、自己主張の第一歩になります。*この主張に証拠を添えると、argue 即ち論証となり、他に向けて述べられる最低基準は満たせます。受け入れられるかは別として。直接話法"It was never my fault," he claimed with the easy confidence of a practiced liar.彼は、よくできた嘘つき特有の気楽な自信を漂わせながら「全部俺のせいじゃなかった」と言い張った。間接話法He claimed that it had never been his fault, a claim no one in the room believed.彼は、それは決して自分のせいではなかったのだと主張したが、その場の誰一人として信じはしなかった。She claims that she was in her office at the time.彼女はその時、自分のオフィスにいたと主張している。assert 自信を持って強く主張する、断言する 言明するto state something clearly, confidently, and often forcefully as true, usually without presenting full proof at that moment何かを、その時点で完全な証拠を提示することなく、明確かつ自信を持って、しばしば力強く、真実として述べる*文脈に拠っては証拠への配慮なしに自信をもって述べる含みが出ます。直接話法"You have no power over me," she asserted, each word sharp as broken glass.彼女は「あなたには、もう私を縛る力なんてない」と言い放ち、その一語一語は割れたガラスのように鋭かった。間接話法She asserted that he no longer had any power over her, and for once he believed her.彼女は、彼にはもはや自分を縛る力など残っていないのだとはっきり主張し、そのときばかりは彼もそれを信じざるを得なかった。Many people asserted that young children should not watch the TV program.多くの人がそのテレビ番組を見るべきでないということを断言している。affirm 真実性を強く言い立てる 真実であると肯定・断言・確信するto state clearly, firmly, and positively that something is true. It often sounds more formal, deliberate, and assured than say or claim何かが真実であることを、明確かつ断固として、肯定的に述べる。多くの場合、「言う」や「主張する」といった表現よりも、より形式的で、意図的であり、確信に満ちた印象を与える。*ある事柄が真実であること、妥当であること、正当であることを、確信や道徳的信念、あるいは公式な確認を込めて、はっきりと言い立てることを表します。*例えば法廷などの硬いシーンで利用されます。間接話法The witness affirmed that he had seen no sign of coercion, either in the man’s words or in his bearing.証人は、その男の言葉にも態度にも、いささかの強制の気配も見られなかったとはっきり証言した。直接話法"I saw no sign of coercion, either in his words or in his bearing," the witness said/ testified.「彼の言葉にも態度にも、何ら強制の気配は見られませんでした。」と証人は証言した。*動詞 affirm に直接話法を取らせるとかなり不自然になります。 |
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maintain 主張する、主張し続けるto continue asserting that something is true, especially when there is doubt, criticism, or opposition(特に疑念や批判、反対がある場合でも)ある事柄が真実であると主張し続ける*反論されてもその立場を保つ直接話法"I did nothing wrong," he maintained, though his hands would not stop shaking.彼は手を震わせながらも「俺は何も悪いことはしていない」と主張し続けた。間接話法He maintained that he had done nothing wrong, even when the evidence piled up against him.証拠が次々と彼に不利な方へ積み上がっていっても、彼は自分は何も悪いことはしていないのだと主張し続けた。My parents maintained that I was wrong.両親は私が間違っていると言い続けた。hold 主張する 意見を堅持する と言う立場を取るto have or continue to have a particular opinion, belief, or position, and to present that view as one’s considered stance特定の意見、信念、または立場を持ち、あるいは持ち続け、その見解を熟考した上での自身の立場として示すこと*assert のような強い押し出しよりも、見解として保持している響きがあります間接話法He held that all men were equal before the law.彼は、すべての人は法の前では平等だと言う立場を取っていた。*動詞 hold は現代英語では直接話法を取りません。間接話法Justice holds that all men are equal before the law.正義というものは、すべての人は法の前では平等だと定めている。*justice の様な無生物主語も取れます。emphasize 強調するto state something in a way that shows it is especially important or deserves special attentionある事柄が特に重要であることや、特別な注意を払うべきであることを示すような言い方をする時に使う*話し手が1つの点を重要だと前面に出す*中立的に利用できる動詞です。直接話法"The painting should not be treated as a mere ornament but as a question posed to every viewer," the curator emphasized.「その絵画は単なる装飾品としてではなく、すべての鑑賞者に投げかけられた問いとして扱うべきです」とその学芸員は強調した。間接話法The curator emphasized that the painting should not be treated as a mere ornament but as a question posed to every viewer.その学芸員は、その絵画は単なる装飾品としてではなく、すべての鑑賞者に投げかけられた問いとして扱うべきなのだと強調した。stress 強調・力説する 念を押すto give special emphasis or importance to a pointある点を特に重要だとして強く押し出す*やや力を込めて重要点を押し出す間接話法He stressed that we should double check the address before leaving, because we got lost last time.彼は前回道に迷ったので、出発前に住所を再確認すべきだと強く念を押した。直接話法"We should double check the address before leaving, because we got lost last time," he stressed.彼は「前回道に迷ったんだから、出発前に住所を再確認したほうがいいよ」と言った。underscore 強調する、いっそう明確に示す、浮き彫りにするto emphasize something strongly, often by providing vivid evidence or contrast鮮やかな証拠や対比などによって、ある点を強く際立たせる*重要さをより鮮明に示す間接話法Her comments underscored how much a simple apology could improve the mood in the room.彼女の発言は、ひとこと謝るだけでその場の空気がどれほどよくなるかを浮き彫りにした。直接話法She said, "A simple apology can really improve the mood in the room."彼女は「ひとこと謝るだけで、その場の空気は本当によくなることがあるよ」と言った。*underscore に直接話法を取らせると硬め且つ不自然になり易いです。*emphasize, stress, underscore いずれもピンポイントを強調するニュアンスですね。*動詞 underline も同様の意味を持ちますが、上の強調系動詞と異なり、後ろに単なる名詞しか取り得ません。*各動詞のニュアンスの違い:argue 理由を添えて論じるinsist 強く譲らず言うclaim 証明抜きでも主張するassert 強く明確に述べるaffirm 明確かつ断固として述べるmaintain 反対があっても主張を保つhold 見解として持つemphasize 重要性を明示するstress 力を入れて述べるunderscore 重要性を際立たせる |
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