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Reporting Verbs 18 |
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2026年10月5日 皆様、KVC Tokyo 英語塾 塾長 藤野 健です。 語法についてのコラムを長期間続けて来ましたが、今回シリーズからは再び文法の解説に戻り、過去のコラムにて纏まったテーマとしては扱って来なかった内容について触れていきます。まぁ、文法の落ち穂拾いとなりますが、これは扱うテーマが<落ち穂>である事とは無関係であり大切な内容に違いはありませんのでご注意の程を。 さて、英語には直接話法と間接話法の区別があり、これは日本語での 「...」 を使う表現の有無に相当するものになります。日本語では、<彼は私に「君は早く宿題を仕上げてくれ」と言った。>は直接話法ですが、間接話法に換えると、<彼は私に私が早く宿題を仕上げる様に言った。>となります。英語も基本的には同様の考え方での変換が行われるのですが、英語の場合は更に 「...」 内の時制を主節の動詞の時制に応じて変化させる必要が生じます。また、この作法にも幾つかの例外事例や語の用法が存在し、初学者を戸惑わせる場合も見られます。これを鑑み、注意点についてざっと一通り解説して行きましょう。これまでに採りあげてきた文法内容に比較すると理解は容易かと考えます。しかし、この理解は欠かすことの出来ないものですので知識の再確認がてら頭に叩き込んで下さい。 英語には伝聞内容や人の考えた内容を述べる為の一群の動詞が存在し、Reporting Verbs 伝達動詞、報告動詞などと呼称されます。直接話法と間接話法は、それらの動詞が取り得る表現方法の1つの違いに相当するものになります。Reporting Vebrs に関して用例を含めて詳述して行きます。その第18回目です。 *塾長からの批判的検討を加えた上で以下のサイトの内容を参考に執筆しています。https://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/reported-speech-direct-speechhttps://www.eapfoundation.com/writing/references/reporting/https://www.ncl.ac.uk/academic-skills-kit/writing/academic-writing/reporting-verbs/https://latrobe.libguides.com/writing/reporting-verbshttps://www.efjapan.co.jp/eigo-resources/english-grammar/reporting-verbs/https://www.twinkl.jp/blog/reporting-verbshttps://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2026.1799996/fullPsychol., 02 April 2026 Volume 17 - 2026 | https://doi.org/10.3389/fpsyg.2026.1799996Reporting verbs across genre sets and research paradigms: a corpus-based analysis of denotation and evaluation in applied linguistics research articlesLiming Deng & Xinyue Lihttps://scholarsarchive.byu.edu/facpub/6373/Reporting verb variation across disciplines: An academic corpus studyGrant Eckstein, et al. ournal of Academic Language & Learning Vol. 16, No. 1, 2022, 59-75. ISSN 1835-5196https://journals.rcsi.science/2520-2073/article/view/404684?utm_source=openaiKalpana Ranganathan and Abdu Al-Kadi, (Re)voicing in academic writing: A study of reporting verbs in writing theses in hard sciencesTraining, Language and Culture _73, 2025 |
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一般的に利用される Reporting Verbs 13B.非発話系の Reporting Verbs*伝達する言葉内容にとどまらず伝達する態度の方にも重点を持つ表現であり、直接話法で利用される割合は相当程度下がります。*以下の用例解説をご覧戴ければそれが理解できる筈です。*動詞に拠り、後ろに that 節を取る以外の用法も取り得ますが、全ての用法を網羅している訳ではありません。*それについてはご自身で英英辞書を参照し確認されることをお勧め致します。B10.「示す」系*以下に解説する様に動詞 suggest 以外は通常は直接話法とは馴染みません。show 示すto make something clear or visible to someone人に何かを明らかに或いは目に見える形で示す間接話法The letters show that he still loved the city he had once sworn to leave forever.その手紙は、彼がかつて永遠に去ると誓ったその町を、なお愛していたことを示している。*show は、何かの証拠が事実を示す、の形で用いられるのが普通で(無生物主語構文ですね)、人を主語に取る show that は硬い表現になります。*人を主語に取る場合は適宜 said, argue, demonstrate などを用います。indicate 間接的に示す ほのめかす、示唆するto state or show, usually in an indirect or not fully explicit way, that something is true, likely, or intended.何かが真実であること、ありそうであること、あるいは意図されていることを、たいていは間接的に、または十分に明言しない形で示す直接話法“The house is not empty,” the old gardener indicated, staring at the dim upper window.その家は空き家ではないと、老庭師は薄暗い二階の窓を見つめながらそれとなく示した。*やや不自然で説明的な印象を与えます。said を使うと自然になります。間接話法The old gardener indicated that the house was not empty as he stared at the dim upper window.老庭師は薄暗い二階の窓を見つめながら、その家は空き家ではないとそれとなく示した。present (as a reporting verb) 事実・論点を提示するto introduce or set out ideas, facts, or images in a clear and often structured way.ある考えや事実、イメージなどを、明晰かつ一定の構成をもって提示する間接話法The historian presents that every forgotten name is a story still trembling beneath the dust.その歴史家は、忘れ去られた一つ一つの名は、なお塵の下でふるえている物語なのだと提示している。"Every forgotten name is a story still trembling beneath the dust," the historian says*動詞 present は直接話法は取らず、かなり不自然な英文になりますので単純に says を使います。express 感情を表出する 意志を表明するto show feelings, thoughts, or attitudes clearly in words or in another form.感情・思考・態度などを、言葉や他の形で明瞭に表し出す間接話法The narrator expresses with grief that the house remembers him more faithfully than any of them.語り手は、あの家が誰よりも忠実に彼のことを覚えていると、悲しみを込めて語る。直接話法"The house remembers him more faithfully than any of them," the narrator says with grief.「あの家は、誰よりも忠実に彼のことを覚えている」と、語り手は悲しみを込めて語る。*動詞 express は直接話法は取らず、かなり不自然な英文になりますので単純に says を使います。 |
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put forward 案や意見を提案するto present an idea, suggestion, theory, or argument for other people to consider, discuss, or judge, especially in a thoughtful or deliberate way考え、提案、理論、議論などを、他の人が検討したり議論したり判断したりできるように提示する*考えや意見、提案などを、他者の検討や議論のために提示することを表し、比較的中立的かつややフォーマルな響きを持ちます。間接話法In her closing remarks, she put forward a different interpretation, one that took into account not only what the documents said but also what they left unsaid.結びの言葉において彼女は、文書に記されたことだけでなく、黙して語られないことまでも考慮に入れた、別様の解釈を提示した。*put forward +名詞の形が普通であり、後ろに that 節や直接話法は取りません。intimate (as a reporting verb) 遠回しに示す 暗示する 仄めかすto make something known in an indirect, delicate, or understated way, rather than expressing it openly and plainly何かをあからさまに明言せず、間接的に、控えめに、あるいは含みをもたせて伝える*intimate は「親しい、親密な」の意味の形容詞として頻用されますが、こちらの動詞の意味を持つことを知らなかった方は多いかも知れませんね。*形容詞は最初にアクセントがありますが、動詞は後ろにあります。直接話法"I may not be returning," he intimated, his eyes fixed on the fading line of the hills, "at least not in the way you expect me to."「もう戻らないかもしれない」彼は、かすんでゆく山並みに視線を据えたまま、それとなく言った。「少なくとも、君たちが思っている形ではね。」間接話法He intimated that he might not return, or, if he did, it would be in a way quite different from what they expected.彼は、自分は戻らないかもしれないし、たとえ戻るにしても、それは彼らの予期とはまったく異なる形になるだろうと、それとなくほのめかした。*intimate が直接話法を取る例はありますが、日常的で標準的な使い方ではありません。*小説などで使われるやや気取った、或いは古風な表現になりますね。*intimate + that 節 や intimate to someone + that節 の形のほうが一般的です。suggest 示唆する 仄めかす 提案するto introducs a proposal, idea, or interpretation without imposing it. It often implies gentle advice, a tentative conclusion, or an indirect hint提案や考え、解釈を相手に押しつけずに示す。柔らかい助言、暫定的な結論、あるいは婉曲的なほのめかしを表す。*show 示すの<弱体版>動詞として扱うことも出来る訳です。*何かの考えや意見を相手に提示する、の意味合いから<提案する>の訳語を当てる事も可能です。*その場合は、意味は recommend に近くなります。直接話法"No one can mend a heart overnight," the old doctor suggested, "but you might start by forgiving yourself."「一晩で心の傷は癒えませんよ」年老いた医師は柔らかく口にした。「ですが、まず自分を赦すことから始めてはどうでしょう。」間接話法The old doctor suggested that no one could mend a heart overnight, but that he might start by forgiving himself.その年配の医師は、誰の心も一夜にして癒やすことはできないが、まずは自分自身を許すことから始めてみてはどうかと助言した。直接話法"The past is not a prison after all but a narrow bridge she has already crossed," the letter suggested.「過去は決して牢獄ではなく、彼女がすでに渡り終えた細い橋にすぎない」と言うことをその手紙はやんわりと示した。間接話法The letter suggested that the past was not a prison after all, but a narrow bridge she had already crossed.その手紙は、過去は決して牢獄ではなく、彼女がすでに渡り終えた細い橋にすぎないことを示唆していた。各動詞のニュアンスの違いshow 見れば分かる形で示す 示すindicate 間接的に示す ほのめかして示すpresent 整えて提示する 提示するexpress 気持ちや考えを表す 表明するput forward 考えを検討用に出す 提案として出すintimate 遠回しに伝える それとなくほのめかすsuggest 控えめに述べる 示唆する |
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